オウンドメディアって最近聞くけど、会社規模も小さいしもつべきか、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
運営するならオウンドメディアについて理解し、もつべき理由に納得してから運営したいですよね。
今回は、オウンドメディアとはなんなのか、小さな企業でもオウンドメディアをもつべき3つの理由や、運用するにあたり理解しておく2つのポイントをご紹介します。
この記事を最後まで読めば、オウンドメディアについて理解でき、小さな企業でも運用していこうと思えること間違いなしです。
オウンドメディアとは
オウンドメディアとは、ユーザーに有益な情報を提供する自社メディアのことです。
広い意味でいえば、会社案内、自社のWEBサイト、SNSなどもオウンドメディアといえます。
しかし、今回のようにマーケティング・PRの施策として使う場合は、宣伝・広告ではない情報発信メディアのことを指します。
具体的には、自社サービスに関連したお役立ち情報などの読み物系のブログ、ウェブマガジンなどです。
小さな企業もオウンドメディアをもたなければならない3つの理由
小さな企業は、限られた費用と人材で会社をアピールしていく必要があります。
世間や、顧客にアピールするのにオウンドメディアは有効なメディアの1つです。
ここでは、小さな企業もオウンドメディアをもたなければいけない3つの理由についてご紹介します。
企業の認知度を高められる
オウンドメディアを利用すれば、企業の認知度を高めることができます。
オウンドメディアでは、企業の特徴を活かした有益なコンテンツをユーザーに提供します。
有益なコンテンツに需要があれば、どんな小さな企業でもアクセスを集めることができるのです。
アクセスが増えれば必然的に運営している企業の認知度も高まります。
大企業と違い、大々的な広告で不特定多数に訴えかけることは厳しいかもしれません。
しかし、オウンドメディアを使えば需要や見込みのあるユーザーに対して、企業の認知度を高めていくことができますよ。
顧客の信用を獲得できる
オウンドメディアを運営すれば、顧客の信用を獲得することができます。
なぜなら、ユーザーが満足するコンテンツを発信し続けることで、いわば企業のファンになってくれるからです。
ファンになるほど顧客の信用を得ることができれば、広告や、営業をしなくてもサービスを利用してくれる可能性が高くなります。
例えばですが、スターバックスのファンでフラペチーノ好きな人がいるとします。
フラペチーノが好きな人は、新商品のフラペチーノが発売されると悩むことなくまず買って飲みますよね。
他のコーヒーショップで同じ商品が出た場合、値段や味、口コミなどを調べてから飲むかもしれません。
しかし、スターバックスであれば何の迷いもなくまず購入して飲むでしょう。
これは、スターバックスという企業のファンで信用している証拠なのです。
このように信頼を得てファンをつくる方法のひとつとしてオウンドメディアがあります。
小さな企業もオウンドメディアを積極的に運営すれば顧客の信用を獲得することができます。
良質なコンテンツを発信して顧客の信用獲得に努めましょう。
半永久的な集客コンテンツになる
オウンドメディアは、半永久的な集客コンテンツになります。
発信したコンテンツは、検索してくれるユーザーがいる限り継続的に読まれます。
つまり、コンテンツが残っている限りオウンドメディアを通して企業への集客が見込めるのです。
広告は、広告が出されている間は集客が見込めます。
しかし広告が無くなれば、だんだんと集客は見込めなくなります。
対してオウンドメディアは、一度発信すると半永久的に残るので小さな企業も集客することができるのです。
小さな企業がオウンドメディアを運営するにあたり理解しておく2つのポイント
ここでは、小さな企業がオウンドメディアを運営するにあたり理解しておく2つのポイントをご紹介します。
すぐにアクセスは増えない
オウンドメディアを運営してもすぐにアクセスは増えません。
有益なコンテンツを定期的に作成し、検索エンジンに評価されるまでには半年~1年程度かかります。
つまり、はじめの半年~1年はユーザーが検索しても検索結果の上位に表示されにくいのです。
そのため根気強く有益なコンテンツを積み重ねていく必要があります。
しかし検索エンジン以外でも、オウンドメディアへのアクセスを増やすことは可能です。
自社のSNSなどを利用してオウンドメディアを拡散することで、より早くユーザーに自社のオウンドメディアを知ってもらうことができます。
定期的な分析・コンテンツの更新が必要
オウンドメディアを運営していくには、定期的な分析・コンテンツの更新が必要です。
オウンドメディアを定期的に分析することで、オウンドメディアの課題、ユーザーのニーズを把握することができます。
具体的には下記のような項目を分析します。⇓⇓⇓
・検索順位
・ユーザーの滞在時間
・オウンドメディアを訪れた人数
・よく読まれているコンテンツ
・どういったキーワードでサイトを訪れているか
分析することで、オウンドメディア運営のヒントが見つかり、より質の高いコンテンツ作りに繋がります。
また、分析結果と共にコンテンツの更新も必要になってきます。
どんなにいいコンテンツでも、時とともに情報は古くなっていきますよね。
古い情報というだけで、ユーザーは読むのを止めてしまう可能性があります。
分析結果から、よく読まれているコンテンツ、伸ばしたいコンテンツは定期的に更新してフレッシュな状態にしておきましょう。
まとめ
今回は、オウンドメディアの概要、小さな企業でもオウンドメディアをもつべき理由と、理解しておくポイントについて書いてきました。
オウンドメディアは、効果がでるまで時間がかかることは否めません。
また地道なコンテンツ作り、分析しながらトライ&エラーを繰り返し成長させていく必要があります。
しかし、どんなに小さな企業でも、大企業に負けない知名度、顧客の信用を獲得することができるメディアであることは確かです。
今回の記事を参考に自社の特色を活かしたオウンドメディアを運用していただけると嬉しいです。